テレビを見ていた


連休の初日ですが、どうも鼻水が止まらんので外に行く気も失せて部屋でテレビを見ています。とはいえテレビは持っていないのでインターネットで見ます。

今日は「下町ロケット」と言う三上博主演のドラマ。
不覚にも泣いてしまいました。
ストーリーはタイトル通り大田区の中小企業の二代目社長が社員と一丸となって開発したロケットエンジンのバルブの特許をめぐって困難に立ち向かい、国産ロケットに採用されるまでの話。

よくあると言えばそれまで、「技術」「ものづくりへの情熱」「プライド」などの言葉が頻繁に出てきて若干気恥ずかしいのですが、それでも臆面も無くそれを言うところにこのドラマの意味があるように思います。

僕も大学でこの道を選び、会社で仕事を学び、独立し、今は中国でモノを作る仕事を続けています。大学を卒業してからやがて30年になろうとしていますが、自分の仕事に誤りは無いか問い続ける毎日です。一人で作る物ではない以上多くの制約があり、個人の事情があり、常に100%の結果が出るものではありません。

しかし、生涯プレーヤーを望んだ以上、求められる結果を出さなければいけない。そのために必要な強力な自己実現欲・・・これが今の自分に少し欠けている、そう思うドラマでした。

まだ「年寄り」ではないよ。