感じないのか?

僕は漫画(紙もアニメも)が好きだ。好きだがひどい状況になってきている。少年、青年誌の多くがセックスと暴力と金の垂れ流しの状況だ。子供が目にする普通のマンガ本がエロ本になっているのだ。

そうでなくても内容が面白いのにどうしても気に入らないキャラがある。女の子が男言葉を使うのが多すぎる。女の子が男に向かって呼び捨てにする、そういう漫画が多すぎる。好きだけど困るのが「カペタ」というクルマ漫画、「メジャー」野球漫画。こりゃもう女の子の言葉が汚すぎて内容をぶち壊す例だし、目上の人間に対する態度も悪すぎる。いつもそのシーンは早回しにする。

漫画では家族はほとんど描かれない。「仲間」「仲間」を連呼する何とかピースも不気味な色・デザインのキャラクターにうんざりする。女性の肌の露出も多すぎる。

日本の漫画はすごい力があるのだ。テーマ、画力、構成力どれも海外のいわゆるカートゥーンなど比較にならない。漫画の世界と実社会がこれほどリンクしてしまうとたかが漫画といっていられなくなってくる。漫画の世界がゆがめば実社会もゆがんでしまう。

テレビドラマの多くが漫画を原作としていることに気がついている「大人」はどれほどいるか。漫画でしか扱えないいわゆるアンダーグラウンドの世界がテレビに流れることでいかにも実社会のように錯覚してしまう。

先日何気なく見ていたNHKで、男同士の恋愛ドラマが流れた時は怒りがこみ上げた。オカマを登場させ果てはホモセクシュアルだ。これが国営テレビがしていること。


男らしさ、女らしさなどと言う言葉をなるべく使わない。
家族、家庭のシーンを流さない。
流しても父親はわからずやか影の薄い弱い人間として扱い、女は外で元気に働き仕事帰りに店で酒を飲む。
「女子」「肉食女子・草食男子」「育メン」・・・馬鹿雑誌のコピーをそのまま流行らせる。


それらはすべて日本の家族制度の破壊を目指して意図的に行われているように僕には感じられる。

日本がなぜ今このように豊かに暮らせる国になったか。江戸時代にはすでに世界一の識字率を達成していて、庶民はよく働きよく笑い、礼儀正しく、綺麗好きだったと言う。均質と言われる国民性だがそれも高いレベルでの均質性で、国の産業が人の熱心な勤労意欲に支えられて発展してきたことを忘れてはいけない。

なぜこういう国民性か、僕は家庭での躾け、家族の結びつき(もう「絆」という字は見飽きた)、家族のあり方が重要だと思う。

自分と妻、父母、祖父母、兄弟、子供・・すべて繋がっている。受け継ぎ、伝え、守る、そういう家族が集まり大きな社会を作っている(そのずーっと先の方に天皇陛下がいらっしゃるわけだが)。男が守り女が支える。男には男の、女には女の役割と生きる場所があり、子は従う。

その家族という価値観を強く維持する日本はおそらく外国人から見れば脅威に見えただろう。日本の男が家族を守る為ならどんな困難にも立ち向かうことを知ればなおさらだ。そこで公の場から立派な日本的価値を持った人を追放した、特に教育現場ではひどい偏向教育が行われた。戦争中の日本を徹底的に悪にした。人は自由だとして、敵として家族、特に親こそ自由の抑圧者だと教え込む、男女は平等だから夫の言うことは聞いちゃいけない。性教育に名を借りたフリーセックスの推奨、そういうことが日教組に属する教師によって行われている。同じことをテレビ、新聞などのマスメディアを通じて繰り返し垂れ流す。

すべてがひとつの目的のために。

日本人の家族を崩壊させ、価値観や文化を破壊し、歴史を断絶させ、バラバラにして支配しやすくするためだ。

それが共産主義者の最も得意とする戦術であり、今の日本有効な攻撃だと言うことそれがすでに65年も続けられてきたこと。そのことに多くの日本人は気がつかない。気がつかないように価値観を破壊されてきた。

そのようなことをしている主体、それが何者なのかを知ることは簡単だ。日本に敵対しようとしている国、反日を国是としている国、それらの意を汲んで行動する国内の人たちだ。

テレビや漫画や音楽、変だと感じないか?

あなたの感性を狂わせるいやらしさを感じないか?