NHK

うちのテレビは引っ越し以来スイッチを入れたことがない。
長い中国暮らしの癖でテレビを見る習慣が無くなってしまったからね。もう一年も無駄にNHKの受信料を払ったことになる。
モッタイネェ〜

それで今はテレビを見ないかというとそうでもない。
毎日母の家で食事中に見ている。
民放は全く見ない。

唯一期待しているのはNHKの映画。
CMが入らないのでとてもいい。
残念ながら一番いいのは昼間にやってる古い映画だが、これを見ていると仕事にならんので夜のやつを見るようにしている。



ところで・・・


今朝、なんとなくNHK「朝の主婦総ハクチ化ワイドショウ」を見ていたら沖縄特集やってました。沖縄出身の歌手の息子が県民にインタビューしていました。

曰く、
基地のせいで沖縄返還前と何も変わっていない。
居住地の上空を危険な軍用機が飛ぶのは不安だ。
オスプレイは欠陥品だ。
基地の経済効果は昔より低い。
等々

番組の意図は
「沖縄の現状をもっと他県の人に知ってほしい」
ということのようでした。


確かに私たちが目にする沖縄に関する情報は多くはないし、歴史につて、現状について何が本当で何が隠されているのかもわかりづらいことは感じます。九州に住む私が普段沖縄について考えることがないのだから、夏休みに沖縄旅行しようと思っているOLとか特殊な意図をもって移住を考えている市民の方以外ほとんど関心はないでしょう。


では、沖縄県民は水俣についてご存知ですか?
東北の震災や北海道の開拓について興味がありますか?
同列で語るものでないかもしれませんが、他人へ同感を求めても満たされることはないのではありませんか。


他県の人の多くが「ひめゆりの塔」という言葉を知っています。大まかですが戦争で唯一地上戦が行われた地だということも知っています。戦後長い間米国の統治下だったことも習います。

そのような苦難を耐えてきた沖縄の意人々に敬意と感謝の念をもって国が毎年3000億円にのぼるお金を拠出することに同意しています。


この上何をわかってほしいのでしょうか。


地理上の要衝であるが故の米軍基地ですが、それをすべて取り払っても領土的野心を隠さない中国と接する限り米軍に替る何かは必要でしょう。沖縄が中国の一部にならないことを願うばかりです。


番組ではコメンテータの元アイドルの沈鬱な表情を映していましたが、その意味が分からないまま消しました。

佐賀空港に日本初のオスプレイの部隊ができるそうです。