マイトガイ!!


今回は中国に行けるよってことで依頼を受けた。

ちょうど一度天津に行かなきゃならない時期だったので好都合だったんだけど、クライアントは非常に真面目な会社で(真面目じゃない日本の会社を知らないが・・・)僕なんかが行って大丈夫だろうかと心配もした。
先方もご心配のようで、連絡を密にしましょうと携帯を持たされた。スマホって言うの?なんか平たい奴。

仕事に不可欠なPC、暇つぶしに必要なタブレット、記録と報告のデジカメ、自分の携帯、古い中国携帯、そしてスマホ

ホテルに着くなり考えるのは「充電」


大変だわ。

昨日みたいに情報が錯綜して電話が多くなると、三つの携帯を並べてにらみ付けている事になる・・・やっぱ無理。めんどくさい。ってかスマホでかくてズボンの尻ポケットに入れとけない。すぐ電池が減る。


そうして臨時社員のフリをして現場に入ったわけだが、やはり世の中は狭い。

まず日本のクライアントが、以前天津にプレゼンに来たことある人たちだった。懐かしいなぁ・・・

そうして着いた中国の会社で出迎えてくれたのが天津での10年来の友人、王さん。

Yhooブログを読んだ人なら知ってるかもの、7年ほど前に1台めのチェロキーで山東省の彼の実家にドライブして、中国の旧正月を味わったあの旧友。
その後も天津で年に何度か酒を飲む関係だった。

門の前でこちらの社長と握手してる人がなんか王さんに似ているなーと思って見ていた。こっちが片目で睨みつけるので不審げに見ていたが、「王さん?」と声をかけると「小坂‼」と気がついてくれた。

不思議だね。

別の友人からイタリアに行ったと聞いていたが、彼はイタリアに開発拠点を持つメーカーの設計者になっていた。そこの開発の手伝いを今回はやることになったのだから。

そして現場で4人のモデラーが働いていたが、その中の責任者がな〜んかどっかで見たことがあるなと思って声をかけたら、やはり上海の友人の知り合いだった。彼は最初からあ〜小坂だってわかったようだ。

そんな訳で、2週間ほど前に決まった仕事で山東省の田舎に来て見たら、実はみんな知り合いだった。世の中広い様で実は狭い・・・実感した。


現場ではみんな知り合いで、もそれぞれのオフィスは日本とイタリア、北京である。条件のすり合わせや決定にしても時間がかかる。なんたってこっちが動く時片方は就寝中なのだ。そんな訳で今は次の指示待ちでホテルで待機中。指示が出たら大修正になる可能性が高い。日程のケツは決まっているから夜を時間に入れてでもやらねばならない。

そういう力ずくの仕事になるとPOWER DESIGNさんが生き生きしなくちゃいけん。道具も何もない現場だけど、体力任せで乗り切ろう。