一年ぶりに姉のところに行った。
目的はふたつ。
身体の検査と旨いものを食うこと。
40を過ぎてから少しは自分の身体に興味が出てきた。もうしばらく健康に働いて家族を養う必要があるし、健康を害する条件が多すぎる。(中国での生活とか、不規則な仕事の習慣とか、酒、煙草とか・・)
例によってギリギリまで仕事で遅れて最終の「しらさぎ」で北陸へ。
夜中に姉を起こして部屋にはいるといろいろ出してくれた。
ぶり大根、ぶりの刺身、もつ煮、蓮根のキンピラ、たらこの煮付け・・・焼酎が進むわな。
翌日CTだのMRIだのエコーだの血液、尿、心電図だのと立て続けに検査。
実は2週間ほど前にかなりきつい胃痛があり、自分でも不安になっていた。家内の土産の「らふて〜」が悪かったか、とにかく胃が固くなって食ったものが消化されていない感覚。パンシロンと痛み止めを飲んで誤魔化していたのだが、原因が解った。
胆石は以前からあったが、その周りに胆泥というものが溜まって胆のうが炎症を起こして腫れていた。道理で胃の周りが窮屈な感じがしたわ。痛かったでしょうと言われたが、痛かったですよ。
胃痛の原因が解っただけでなんだか痛みも消えてホッとした。
「らふて〜」・・疑ってごめん。
お楽しみは4回目になる海馬テスト。
これ大好き。
特に図形の記憶だが、僕の狙いはフリーハンドでいかに正確に速く描くか。結果は海馬に異常なし、引きこもりで刺激の少ない生活をしている割には脳はそこそこ働いていて嬉しかった。ただし図形はやや点数が低かった。やはりあの横っちょの三角が90度じゃなかったのがいかんかったか?
次はもっと正確に描きたい・・・ってそんなテストじゃない?
姉が珍しい箸を出したので写真を撮ると
あ、それは順番が間違ってる、本当はこうって言って並べ替えた。
姉ちゃん・・どっちでもいい。
別に新幹線オタクじゃねーし。
刺身三昧。
北陸の冬は素晴らしい。
魚がすごい。
締めは先日香川で買ってきたという讃岐うどん。
家内が持たせた土産の大分ゴマだしにつけて食っても美味い。
うまいうまい・・・でも6時間後には大量の下剤と共に去ってゆくのだけど。
脳外科の先生曰く安い油は使っちゃ駄目!だそうである。えごま油、米油、グレープシードオイルなどの高級品を使えということらしい。外食、一般のサラダ油などは駄目。
マヨイーカとかもってのほか。
でもって胃カメラ、内視鏡はいたって正常、お咎めなし。
薬で眠らされるので何の不快感もないし、目覚めた時のすっきりが好きだ。胃腸を空っぽにしたのでとにかく腹が減る。
姉が用意したおかずがこれ。
姉ちゃん、これ何食分?
美味い飯をご馳走になって、お土産に米だのスープだの貰って大荷物を持って「しらさぎ」に乗った。
姉は真面目な人だ、しかも底抜けにいい人だ。家内の姉にしても長女というものは特別の優しさが有る。
有難う姉ちゃん。次もよろしく。