春は名のみの風の寒さよ


なんて歌がありますが、立春をすぎると寒い天津でもさすがに風が柔らかく感じます。てことは熊本はもう春!汗かきそうだからTシャツ多めに持って帰ろう。
防寒着も早目に持って帰ったほうがいいかもなー。

などと言ってる僕に比べて日本はまたまた試練の事件がありました。


シリアの盗賊団による人質殺人事件ですが、中国でも話題になりました。先日友人達と食事中にその事について聞かれたのでこう答えました。
「残念だが彼らを救い出す手段を今の日本は持っていない」
「とはいえ身代金をはらうことはあり得ない」
「彼らが生きて帰ることを願うが、厳しいかもしれない」 

国とは国民が自分達の生命と財産を守るために集団を形成した最大の単位です。国民の負託を受けて国の運営を任された政府の最重要な仕事は国民の生命を守ることです。

今回はそれができませんでした。

例えば自衛隊の特殊部隊が現地に飛んで救出作戦が出来たでしょうか。そんな映画のようなことは出来ないんです。自衛隊は来た敵に敗けないように作られた組織で、こちらから出掛けていって何かをするようには出来ていない。法律ですら国が国民を守る具体的手段である国軍を認めていないんだから。

今回の相手は個人の人殺し集団です。日本での対応出来るのは警察ですが、勿論警察だって海外派遣は無理。

今の日本は世界一の海外資産をもつ金持ち国家ですが、そこにいる日本人とその財産を守る術を全く放棄したままなんですな。


つまりこの状況で政府を批判している奴等は余程の馬鹿か、あるいは日本が国民を守ることが気に入らない近隣国家の回し者としか思えません。

日本は国が国民を守るようなシステムになっていない。

これを一刻も早く改めないと国が成り立たなくなると思います。
と言うか、国の体を成していないですな。


もうひとつの気になる事件は、名古屋大学の女子学生の殺人です。最近の人殺しは余りに人間味がない。

「人を殺してみたかった」


佐世保の事件でも東京の事件でもなんか同じような事を言ってたような気がします。

人は自由ですか?他人の生きる権利を奪っても殺人者の権利は守られるべきでしょうか。

このような狂人がなぜ生まれるのか徹底的に分析すべきです。そして対策しないとこれからどんどん増えるような気がします。

それから親!未成年ならば親も同罪です、しっかり償わせなければ子育てに真剣にならないでしょう。僕ならどうか、もしうちの子が何かしでかしたなら僕も償います、そう育てたのは僕ですから。


今日は変な話になったな。