お盆を過ぎると天津でもすっかり日差しが変わりました。透明感が増したというか、秋の気配がしてきます。相変わらず暑いんですけどね。
日本ではいかがでしょうか。
このブログを始めたのは7年ほど前、天津で初めてチェロキーを買って、嬉しくて嬉しくて誰かに話したくてたまらない気持ちになったからです。
以来クルマのことや天津の日常を書いてきました。
実は三週間前に一台の車を受け取りました。通勤用に会社が用意してくれた新車です。これで楽しくブログを書くはずだったのですが、なんか気持ちが盛り上がらない。可愛いクルマなんです・・・僕にとっては。思い入れが強くてていろいろ考え過ぎるのがいけないのかもしれない。
あまり面倒なことを言わず、淡々と書くうちに何か分かるといいいなと思います。
これが天津一汽の夏利N7(中国読みだとシャァリィエヌチー)です。日本のダイハツシャレード(昔そういうクルマがあったんだよ)をベースにいろいろやって今ここです。
特徴は目。
眼の形をシンプルで強くすることで顔を覚えていただこうという寸法。
全長3940mm、ホイールベースは2400mm 1300ccの2BOXです。
お尻はこんな感じ。
こりゃ変だわ、デザイナーがじゃりん子チエを想像しながら描いたか。でもこのランプは好き。すごく安く出来ているのにちょっと高そうに見える。
サイドビュー、実はこの前にN5というセダンが開発されてそのフロアパネルを使った2BOXがN7なんです。ゴルフとジェッタ、ヴィッツとプラッツ・・みたいな関係ですが、違うのはあちらは2BOXを先に作ってセダン化した。若干ですがデザイン上の制約が違います。ドアの形がセダンのまんまなんですな、ルーフがその影響を受けて丸くなっています。Aピラー根元はシャレードの設計の名残で前に持っていけません。
アブラムシちゃんですかね。悪くはないと思いますが。
しかし・・・ディーラーが免費(サービス)でつけてくれた真っ黒なフィルム、これ危ないです、暗くて夕方見えないばかりか像が滲みます。
何より真っ黒なガラスは中が見えなくて不気味。中国人はなんでもタダが好きですが僕は全く理解しない。