一週間の修正作業が一応終わった。
およそ納得できる形にはなったが、今写真をチェックするとまだ手を加えたいところもある。明日、バス駅に行く前に伝えられるといいが・・・
中国ではモデラーとの信頼関係が出来るかどうかが仕事の出来を左右する大きな要素である。今回最初のほうはかなりつらかった。彼らには日程の制約が優先事項で、こちらは納得できる形状が作れるかどうかが最大の関心事なのだ。せめぎ会う中で最後は良い関係が作れたと思う。ある程度信頼して任せることが出来た。有難うモデラー諸君。
もう一人工場側の担当者王経理にもお礼を言っておきたい。チケットの手配やバスでの行き方など細かく調べて助けていただいた。多くの出張日本人はこういう親切な中国人の世話がなければ仕事にならないことを忘れてはいけない。
・・・まあそういうわけで
いつもの安い食堂でいつものよううにセンマイとモヤシ炒めで白酒飲みつつ一人で打ち上げました。
食堂で見ていたものはこれ「桜桃紅」
なんかよく分からんけど幼い姉弟と貧乏な爺さんのおしんみたいな話。
泣けるんだこれが。
なに言ってるかよくわからんけど・・・
僕には娘と息子がいて、彼らがすごく小さい時の様子で忘れられないシーンがあって、そのことを思い出すたび心をわしづかみされる様でこの子達の父親になれてよかったと思うのだ。テレビを見て子供の姿がダブった。
山東省の片田舎で涙を溜めながら白酒飲んでる日本人がいたら、僕です。
