この数日大変暑かったわけですが、
夕暮れ時、よしず越しに翳ってゆく西日を眺めつつ
冷えたビールを飲みながらニュースを見ていたら
こんな人たちがいた。
反原発デモの参加者たち。
原子力発電に恐怖心を持つのは当然です。しかしこの暑いさなか、この大人数が炎天下でご苦労なことです。子供づれの女性も沢山いましたが、子供は大丈夫でしたか？
もうひとつのニュースは原発を考える会で、電力会社の社員がきちんと身分を公表して（抽選で選ばれてる人）参加したところ、会場から猛反発を受けたという内容。反発している人の映像も女性でした。
僕は原発は稼動しながら、処理方法の確立に予算を組んで対処すべきだと思っています。さらに原子力関連の人材育成にも予算をつけて、国策としてきちんと事業を展開しなければならないと思います。
初めて中国に行った頃、たまに計画停電で工場休みになることがありました。近所の店も飲料の冷蔵庫はたいていスイッチ切ってあります。冷えたビールを飲むのに苦労しました。当時、中国の電気はノイズが多くて日本の電気とは質が違うと言う話も聞きました。
電気の質なんて日本にいる時は考えもしませんでしたが、悪い状況を知って日本で暮らす有難みを知りました。
昔は台風が来ると必ずといっていいほど停電しました。今の日本で停電なんてめったにないでしょう、なぜですか？暴風雨の中、鉄塔に登って必死に修復している人がいるんじゃないですか？一本が切れても二重三重の安全策がとられているんじゃありませんか？そうして台風の中でも家にいて台風情報を見ながら落ち着いて生活できるようになってきたんじゃないですか。
それは日本の電力政策と電力会社の努力があったからです。
その中で原子力発電も柱の一つなんです。日本が原子力発電をやめたら、技術者がいなくなったら、どうするんだ。
日本は今こそ福島原発事故を乗り越えて、安全な原子力管理技術の確立に取り組むべきだ。
反原発運動にもオスプレイ配備反対にも怪しい人たちの姿が見える。
原発は「悪」電力会社は「悪」政府は「悪」である。自分たち名もなき「善良な市民」は徒党を組んで街を練り歩く。ちゃんとした手続きを踏んで意見を言いにきた電力会社の社員を罵倒する。そのての「市民」に先導された結果のデモなんだが・・・
悪いけど、うちは平日の昼間にデモに参加するような、そんな余裕ないよ。
デモはツイッターなどで呼びかけられたものだそうですが、あなた方が使う「スマホ」は毎晩充電しないと使えない代物じゃないですか？
