カーネーション・・


面白いドラマだと思ってずっと見ていたのだが、今朝の放映については違和感があった。

近所の床屋のおばちゃんが余命半年で入院する。
糸子はなるべく安らかな最後を願い看病する。
ある日病院に行くとおばちゃんが悲しげに押し黙る。
「今日待合室でテレビを見たんや」
「○○(戦争で死んだ息子かご主人)さんは戦争で
ひどいことやられた思うとったけど、やっとんたんやなあ」
そういって泣くのである。


戦争を体験していない僕に言えることは少ない。
しかし、父母や妻子を守ろうとして戦場に散った祖父の世代の人たちを、僕たち子孫が辱しめていいものか。あの祖父さんたちがたとえ狂気の戦場であっても無抵抗の人間を殺し、犯し、奪うとは思えないのである。歴史学者でもない僕は無条件に自分の祖先を信じる、そして今の自分や僕の息子を信じる。

日本人は争う民ではなく「和」をもって尊しとする民である。

そうして死の床にある老婦人にGHQによって作り上げられた自虐史観を見せつけ、家族への信頼を深い悲しみに変えたのが「テレビ」である。


NHKを見ている方には申し訳ないが、NHKはもう日本のテレビ局ではない。

NHKは国民洗脳機構である。