国別運動会がやっと終わった。ほとんどテレビを見なかったので何がどうなったかは知らない。僕の中ではオリンピックはミュンヘンで終わっている。あとは芸人やら何やらがワーワー騒いで電波ジャックしているので白ける一方だ。
（ただし、トライアスロンだけはフルに見てしまった）
そんなお祭りのさなか、韓国の李明博が日本の竹島に無断上陸し、（とはいえもう何十年も国土の一部を乗っ取られているわけだが）明日は日本に謝罪しろと演説するそうだ。
何を謝罪するのだ？
韓国の放漫経済のつけを何度も裏から支援して助けたことか？韓国の大統領が、任期を終えて無事に余生を送った例がないことを見ても李明博のあせりは分かる。点数稼ぎで頑張ってみてもいずれ逮捕は免れまい。
日本政府の対応もこれまた通り一遍の「遺憾の意」でおしまい。
それはそうだ、ここで強い態度に出ようと思ったら先日のロシアに対しても、中国に対しても同じようにしなければならない。軍事力を持たない（持っているのに使えないようにしている）日本にそれが出来る道理がない。
もっとひどいことに、こんなことまで表明したらしい。
政府は１３日、これまでに韓国と合意した金融協力を変更せず、維持する方針を明らかにした。李明博大統領が竹島に上陸したことで日韓間の緊張が高まっているが、両国経済の相互依存が深まっていることを配慮し、国際的な合意を順守することが関係改善にも重要と判断した。
日本と韓国は緊急時にドルなど外貨を融通し合う通貨交換（スワップ）協の大幅拡充や、日本によるウォン建て韓国国債の購入で合意している。
昨年１０月に合意したスワップ協定では、韓国への資金支援枠は従来の５倍以上に増え、総額７００億ドル（約５兆５千億円）とした。韓国経済の安定は日本の利益にもつながるためだ。 （共同通信配信）
・・・緊急時にドルなど外貨を融通し合う通貨交換
これは日本が韓国を助けることはあっても韓国が日本を助けることなど絶対ない、ていのいい援助の約束だ。日本が他国の援助を求めるような状況とは、すでに韓国なんぞ破綻している状況だからだ。
しかし、このように利益が対立した場合、軍事的優位のない日本の唯一の外交手段が「カネ」じゃないのか。それを早々に手放したという事は、日本政府が韓国大統領の違法行為を認め、手を貸したということだ。
マスコミの政権交代の大合唱に乗って民主党政権になってから日本は中国、韓国とスワップ協定を急拡大した。尖閣諸島、竹島、北方領土でも全く何の手も打っていない。口蹄疫で数十万頭の家畜を虐殺し、国内産業を空洞化し、震災復興をないがしろにして増税し、日本の活力を奪うことに全力で邁進しているのが民主党だ。そうなることは３年前の選挙の時から想像は出来ていた。
民主党は日本を潰すために動いている党だ。だから何年待っても党是など作れる筈がない。
「じゃあ私たちはどうすればいいの？」とよく家内に聞かれる。
議会制民主主義をとる日本で出来ることは唯一「自民党に投票」することだ。そして自分の意見を議員に伝える努力を惜しまないことだ。
保守とか右翼とかいろいろな意見を持った人が、インチキ臭いスローガンで小政党を作ろうとする。「改革」「革新」・・・何度聞いたか。そんな言葉に騙される程度の国民にするためにマスコミも左翼も画策しているのだ。
日本に今必要なのは発言力。正しいことを堂々と言え。そのために必要なのが経済力。その安定した経済活動を支えるのが国防（軍事）力。そうした力をちゃんと活用するために必要なのが昭和憲法破棄（または憲法改正）。憲法改正を党是に明記しているのは自民党。
数が勝敗を分ける議会で、小政党の連立では今の状況を変える事は難しい。
保守を自認する方々に申し上げたい。
自由民主党に単独過半数を取らせる以外、私たちが思う未来は来ないと思います。力を分散しては国内に巣食う左翼勢力に勝てない。
