クロギリとは草刈りなどを指す方言です。
僕は漠然と「畔切り」ではないかと思っています。
(田畑の縁っこを畔と書いてアゼ、またはクロとかグロと言います)
父が歳を取って体が動かなくなってから、帰省のたびに家の周囲の草刈りをしていました。
父が亡くなり母の介護のため熊本に帰ったころは、畑だったところもすっかり荒れて女竹や灌木で覆われた山になっていました。
毎日、作業着を着て刈払機やチェーンソーを持って"山”に入ると少しずつ空間が広がっていくのを実感します。言い換えると自分の活動領域を広げるような、領土拡張的な面白さに夢中になりました.
それで、勢いで「クロギリ屋」なるものを始めました。
宜しくお願いいたします。
ま、いろいろあっての更新なので
そこら辺の写真を貼ってみましょう。
昔と道が変わって所在が分からなくなっていた「苗とこ」
久しぶりに行ったら背丈を超える蒲で覆われていました。
それを切ったらこう。
これがクロギリ。
こんなになっていた女竹を切ったら崖が崩れていた。
クロギリした結果分かったこと。
むこう側に行けないと非常に面倒なので橋を架けた。
材料は近所の竹。
プライスレス!
軽トラが車検だったがマフラー交換が必要ってことで買い替えた。
見栄えはいいがいろいろ使いづらい、結局新型は元に戻ったし。これはあまり良くないデザイン。
数年前の台風で根から倒れていた花桃がやっと咲いた。
風呂を改造した。
これは今年のヒット!
崖っぷちの我が家では大雨が降ると気が気じゃない。
この適当っぷりがいいわ。
裏だってこんなもん。
それでも雨は怖くなくなった。
数十年ぶりに熊本本妙寺の頓写会に行った。
地震の影響もあって出店は無し。そりゃ寂しいぞ。
子供のころ、ばあちゃんと文字通り汽車に乗って行った賑やかな「とんしゃえ」は記憶の中のものなった。
今年も非常に暑い夏になった。
夕陽を見ながら風呂に入るのが(その後のビールが)実に楽しい。